2012年7月 Dr.Serino 来日
今でこそ話題となってやまないインプラント周囲炎ですが、実は弘岡先生はSweden留学当時よりその存在を知り危惧していたそうです。でも、帰国当初、インプラント周囲炎の危険性に関して啓蒙活動をしても、なかなか話を聞いてもらえなかったとか。それもそのはず、そもそもインプラント治療自体あまり知られていない時代ですから。
しかし、その後インプラント治療は普及し、それにともなってインプラント周囲炎の問題も取りざたされるようになってきました。当然インプラント治療が日本よりもずっと早くから行われていたSwedenではすでにこの問題の解決にとりかかっていました。
そこで、Swedenの歯周病専門医であり、弘岡先生の同級生でもあるSerino Giovanni先生にその実情を聞いてみようと講演会を企画し、招待状を送っていたのですが、そのSerino先生が遂に来日されたのです 。
右下から牧野先生、弘岡先生、Serino先生、佐藤先生、、左上より七五三さん(歯科技工士)河端さん(衛生士)加藤さん(衛生士)
当院にこられて弘岡先生と昔話にいそしんだのもつかの間、すぐに佐藤先生のケースプレゼンテーションが始まりました。しかも、直前に決まったのですが、このプレゼンテーションが佐藤先生がSwedenのSpecialist Clinicに留学できるか判断する試験となる、と突然のプレッシャー。いきなり人生の岐路に立たされてしまった佐藤先生でしたが、堂々と英語でプレゼンテーションし、見事Swedenへの切符を手に入れたのでした。
プレゼンが終わってホッとしている佐藤先生。お疲れさまでした。
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