日比谷便り ~スウェーデンデンタルセンター オフィシャルブログ~

患者様、コース受講生、歯科医療関係者への最新情報です。 スウェーデン留学中のスタッフ3名によるヨーロッパ歯科最新情報もお伝えします。

田中先生 鶴屋先生 表敬訪問

本日、田中先生と鶴屋先生がおこしになりました。
お二人とも”弘岡秀明歯周病学コース”の受講生だった先生方です。

田中先生は補綴の専門医をお持ちで当院で使用している歯科医院統合コンピューターソフト”WacWac”を開発された先生です。今日は当院に口腔内のメインテナンスを受けに患者さんとしておこしになられたのですが、その後、逆にソフトのメインテナンスをして頂きました。
歯科に関してもその知識量の多さには驚かされますが、パソコンもとてもお詳しく、そばで見学させて頂きましたがとても勉強になりました。
世の流れと同じく、歯科においてもパソコンは必須の道具になっていますが、歯医者さんはパソコンの勉強を特別している訳でもなく、また専門の人間を雇うこともあまりありません。
田中先生のように歯科に限らず、幅広い知識を持つことが必要なのだろうなと感じました。
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左より田中先生、鶴屋先生、弘岡先生

鶴屋先生は先日の歯周病学会でもお世話になった大変頼もしい先生です。
弘岡先生のケースを見て、その後患者さんがどうなったかを予知していた事にはとても驚かされました。
普段からとても勉強熱心で1つ1つのお話や考察が的を得ていて聞いていてとても勉強になります。
弘岡先生のそばにいると、尊敬できる先生方がたくさんお集まりになるので私が今ここにいる事はとてもありがたいことだなと思います。

田尾先生と小森さんがお越しになりました!

本日、歯チャンネル88の田尾先生とMedical Tribuneの小森さんがおこしになりました。
これだけ普及しているインプラント治療ですが、その管理を怠っては今後インプラント周囲炎で悩む患者さんは増えてしまうと思われます。そうした事を防止する為になにか出来る事はないかと、弘岡先生、田尾先生を中心に話し合いをさせて頂きました。

田尾先生とこれだけ長くお話したのは初めてでしたが、とても良心的な上に熱い志をお持ちの先生だと感じました。
弘岡先生の教育や啓蒙活動もそうですが、田尾先生のネットを通じた情報発信も一度に多くの人たちに行えるため、地域への貢献度は計り知れません。南は沖縄から北は北海道まで、はたまた世界中の人々にさえインフォメーションを流す事が出来ます。
逆に言えば責任は非常に重大だと思いますが、田尾先生はご自身でも大変努力されていますし、私たちも安心してお話しさせていただく事が出来ました。 

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症例を見せながら説明する弘岡先生。客観的な視点かつ安定した知識をもつ田尾先生。窓越しにうつる僕

小森さんはMedical Tribuneの歯科部門担当の方です。弘岡先生の話を聞きに、またアドバイスもくれるとてもやる気のあるお人です。
細かい日取りは決まっていないと思いますが、10月上旬にはDental Tribuneのウェブサイト上で、
弘岡先生とSerino先生の対談動画が掲載される予定なのでよろしければご覧ください。

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 手前より菅原先生の手と眼鏡、小森さん、加治先生、田尾先生、弘岡先生、山根先生。弘岡先生ごちそうさまでした!
田尾先生は学生時代、加治先生の講義を聴いていたそうです。学生時代よりモチベーションの高さが伺えます。

第55回秋期日本歯周病学会

筑波にて第55回日本歯周病学会がありました。
日本歯周病学会とは歯周病専門医の集まる日本で最大の学会とのことです。
弘岡先生は日本歯周病学会の指導医でもあり、今回”インプラント治療のリスクマネージメント”というシンポジウムのスピーカーとして招待されていました。
私は学会初参加だったのですが、今回ご同行させて頂きました。

お話された内容としては、
①歯周病患者にインプラントを用いるには、まず、歯周病の診査・診断を正確に行い、感染を取り除いた後にインプラント処置にうつるべきである、という事です。 
②喫煙もインプラント治療においてリスクとなるので、できれば患者が禁煙した後に処置が行われるべきである、という事もおっしゃっていました。
③インプラント治療においてもメインテナンスは必須であるという事です。もはやメインテナンスの大切さはあらゆる論文で語られています。
最後に、歯を喪失する原因の多くはプラークによるものとの思われます。歯周病で歯を失った患者にインプラント治療を施すとき、少なくとも口腔内の感染源を徹底的にコントロールした後にインプラントは埋入されるべきであり、また今後もコントロールできる見込みのある患者でなければ行うべきではないと結論づけていらっしゃいました。

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会場満員の中、最前列を確保し御拝聴させて頂きました!スライドに映っているのは先日日本で公演されたDr.Serino Giovanni

またコラムにも書かれていましたが、歯周病や虫歯になるリスクは人として生まれたからには避ける事はできませんが、インプラント周囲炎はインプラントを埋入しなければ発症するリスクは生じません。ですからまずはインプラント処置の必要性が生じないよう努力をすべきだとお話しされていました。
学会で、諸先生方の前でもいつもと変わらずお話をされていたので驚きました。

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非常に頼れるSDCメンバーの(弘岡先生と縁の深い)先生方
初めての学会参加でしたが皆さんがご一緒でしたので心強かったです。
皆さん飲みの席でもケースプレゼンテーションや勉強の話をされるとてもモチベーションの高い先生方ばかりです。
今後ともよろしくお願いいたします。

第55回秋期日本歯周病学会 前夜祭

筑波で行われる歯周病学会の前日に、Journal club(弘岡先生が主催のStudy club)の皆様で、日本歯周病学会認定歯科医師、衛生士の合格祝いもかねて、前夜祭が行われました。
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合格おめでとうございます!ちなみに女性お二人がお持ちのグラスは弘岡先生からのプレゼントです。
私は初めてお会いする先生方も多かったのですが、皆さんとてもよくしてくださったので楽しく過ごす事が出来ました。
料理はおいしいし、楽しいし、勉強になりますし、主催して頂いた鶴屋先生、本当にありがとうございました!
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次の日は学会でしたが夜遅くまで楽しい勉強会?は続くのでした。

Special interview from Borås ~No.2-2~

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 このボロースの専門医病院(歯科のみ)には、総勢50人のスタッフが勤務している。その中で専門医は9人。口腔外科医3人、TMJ1人、補綴医2人、歯内療法医1人、歯周病医2人とうい内訳である。中には、専門医教育を受けながらパートタイムで勤務しているドクターもおり、その熱意には関心させられる。診療時間は朝8時から午後4時までで、合間には専門医同士のディスカッションが組み込まれている。専門医が1日に診る患者数は治療内容にもよるが、約5〜7人であり、治療時間はしっかりと確保され、ゆったりとした中で治療は行われている。  
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 患者さんはまず、受付後、待ち合い室で待ち、各専門医に専属でついているデンタルナースによって呼び出され、治療が開始される。患者さんの記録を見ると、中には専門医に診てもらうのに半年待ちという記録もあった事には驚愕した。それほど、専門医に診てもらうという事はかなり敷居が高く、患者さんも専門医に診てもらいたいという固い意志があるのが伺える。
 そして、診療に入るのだが、器具はすべて1つのケースに入れられ、準備、片付け、消毒まで一連の行動が容易にできる様、工夫がなされている。また、そのケースの内容も各科によって異なっているが、歯周病科以外の科でももちろんプローブは入っている。また、様々な材料等はすべて棚内に片付けられ、整理整頓が隅々までいき届いているのには感心させられた。
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 カルテ、レントゲンはすべて電子化しており、カルテはまずドクターが診療内容を声にて録音し、受付がその録音を元に記述し、再度ドクターに戻され、了解であればサインがなされる。手違いが起きないよう、トリプルチェックにて完了されるのである。
 このように様々なものが手違いを起こさない様、何個ものチェックを通過している。このシステムには手間がかかるが問題が起こるよりは間違いなくいい。今後、何かの自分の人生に組み込めればと思っている。
次回は治療内容について記して行こうと思う。
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