日比谷便り ~スウェーデンデンタルセンター オフィシャルブログ~

患者様、コース受講生、歯科医療関係者への最新情報です。 スウェーデン留学中のスタッフ3名によるヨーロッパ歯科最新情報もお伝えします。

Hidde the 1st meets Hidde the 2nd !

本日福井先生がいらっしゃいました。
Göteborg大学大学院卒業のCertificateが無事届いたとのご報告に来て下さいました。 
福井先生が取られた資格は、ヨーロッパでの歯周病専門医の資格で、日本人では数人しか獲得できていない事はもちろん、ヨーロッパでも獲得している人は非常に少ない、とても貴重で、また名誉ある資格となります。異国の地でこの狭き門に挑戦する事はとても勇気のいる事だったと思います。
それだけにこのCertificateを福井先生が持ってきてくれたという事が、弘岡先生も嬉しくて仕方ないようでした。
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Certificate。特別に写真を撮らせて頂きました。

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左から福井先生と弘岡先生。

福井先生は名前が”Hidekazu”なのでスウェーデンでは”Hidde”と呼ばれていたとか。何を隠そう、弘岡先生のあだ名も”Hidde(Hideaki)”。Dr.Abrahamssonが福井先生にメールで送るはずの試験を間違えて弘岡先生に送ってしまったという笑い話もある程です。それ以来、"Hidde the 1st(弘岡先生)"、"Hidde the 2nd(福井先生)”と使い分けているそうです。(本当なのでしょうか?)
そんなルパン三世のように代々とSDCの家業を継いでスウェーデンにて立派にSpecialistとなられた福井先生…やはり勇将の下に弱卒なしですね。

大河が上流から下流になるにつれ大きな流れとなるように、福井先生やそのご家族の積み重ねてきた努力が、今まさに未来に向けて花開こうとしているのを感じました。
周囲の期待も一身に背負った福井先生の将来が楽しみですね。

第17回米国歯科大学院同窓会

週末、弘岡先生がスピーカーとして参加される、第17回米国歯科大学院同窓会 ~保存か?抜歯か? 〜従来補綴とインプラントのボーダーゾーンを探る~ に出席させて頂きました。(抜歯か、保存か…なんだか弘岡先生の為にあるような演題だなと以前から思っていました。)当然、歯は出来るだけ残した方がいいに決まっていると思います。しかし、そうは言っても残せない歯がある事も事実、ではそのボーダーとはいったいどこなのでしょうか、という事をそれぞれの先生の考えで聞かせて頂く、という事です。
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講演中の弘岡先生。
最初に感想を言ってしまえば、とても面白かった!、です。
午前中は新進気鋭の若手(若手でもないとは思いますが説明上すみません…)の先生の講演、午後は弘岡先生含め、経験の豊富な先生方の講演、と2部で構成されていました。セミナーの名前の通り、アメリカに留学されていた先生がひしめく中、弘岡先生のみヨーロッパの大学であり、小心者の私は少しアウェーな気持ちを持ちながらドキドキしつつ講演を拝聴させて頂きました。当の本人、弘岡先生はなんだかとっても楽しそうでやはり大物は精神構造が違うのかな、などと考えていました。
午前中の講演(新進気鋭の先生方)は、とても準備されていて、話しも上手で魅力的であり、真摯な姿勢を感じる事が出来、その内容には大きく共感される考えも多く、すごく面白かったですし、また世代も近い為刺激にもなりました。
午後は内容が異なり、臨床経験の豊富な先生方の講演でした。話の構成の組み方や聴衆の反応を見ながらの講演、やはり長年歯科診療に携わっていることもあり、提示されるケースや講演内容にも重みを感じました。最新の材料を使ったケース報告もあれば、長期に渡り安定した治療予後を示した症例報告など、驚くものばかりでした。
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質疑応答。
弘岡先生は一症例から長期的な経過を交え、論文の解説を含めた内容で講演されていました。やはり論文などのエビデンスを交えてこれだけの長期経過(17年超)症例を報告できるのは先生ならではだなと感じました。昔からエビデンスをしっかりと勉強し、丁寧に治療した結果の積み重ねが今の弘岡先生を作っているのであり、やはり、よくよく勉強し、まじめに臨床を行う事が一番大切なのかなと感じました。
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記念写真。
今回の会に参加する事が出来たおかげで、歯科界を引っ張っている先生方の貴重な講演を聞く事が出来たのはもちろん、次の世代も育っている事を目の当たりに見させて頂き、とても刺激を頂いたいい一日とする事が出来ました。
ありがとうございます。

"All about Finecube diagnosis"

本日は上野にあるヨシダ本社にて、"All about Finecube diagnosis"がありました。
弘岡先生と、北海道開業の館山先生はスピーカーとして今回参加されていました。
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左から弘岡先生、館山先生。二人とも息がぴったりでした。

弘岡先生が話された後、すぐに館山先生の講演が始まりましたが、とにかく二人とも話しが面白かったです。最初から最後まで飽きさせないその話術はさすがだと驚かされました。
話しの本質としては学問的なところにあり、最も重視するべきものである事に違いはありませんが、聴衆の興味を引きつける魅力がなければいけない事もまた確信的なところだと思います。
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講演される弘岡先生。
今回お二人の講演をはじめ、たくさんの著名な先生方のご講演を拝聴させて頂く事が出来、とても勉強になりました。
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最後の質疑応答。
日本程、CTを病院に取り込んでいる国はないそうです。その有用性は誰もが認めるところで、メスを入れる前に中の構造を知る事が出来るという事は、術者にとっても、もちろん患者さんにとっても大変恩恵の大きい事です。しかしデジタル化がすすみ、線量が随分減少したとはいえ、被爆がある事もまた事実です。使う時は慎重に、必要最低限がいいのではないかなと個人的には考えています。
需要も増えている為、価格も安くなり、歯科医院での購入もますます増えてくる事が予測されます。ヨシダさんのように、ただ販売するだけでなく正しい理解のもとに最大限有効活用するようこのような講演会を企画して下さるところがやはり信頼に厚い会社たる所以なのだろうかと感じました。


Journal Club ~Evidence集~

Journal Clubとは、弘岡秀明歯周病学コースを卒業してなお学習を続けたいという勉強熱心な先生達の想いに応えるべく、15年前より結成され今なお続くスタディグループになります。
基本的には課題の論文を読んできて頂ければ非会員の方でも参加する事は可能だそうです。(例会費は会員と非会員で異なります。)
論文抄読が中心となりますが、歯周病学会認定医や専門医、もしくは資格取得の為に研鑽中の先生によるケース発表や弘岡先生の講義などもあります。
他にも海外から歯科医師を招待し講演をして頂いたりと活動内容は様々です。 
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昨年講演をして頂いたDr.Giovanni Serino. 普段の論文抄読は15~30人程。

前回のJournal Clubより、発表した論文の抄録をホームページに載せる事になりましたのでご興味がおありの方は下記リンクより一度ご確認してみて下さい。
 Journal Club

リエントリー手術を再考する−その手術は本当に必要か?

Quintessence 2013年1月号が発売になりました。
昨年にも紹介させて頂きましたが、弘岡先生の”リエントリー手術を再考する”が掲載 されています。

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2013年1月号のQuintessence。
”その手術は本当に必要か?”リエントリーは本当に必要なのでしょうか?
本来人にメスを入れるという事はそこに医学的に正当な理由がなければ処置する事は許されない作業です。CTの普及や材料の発展、自分の知らなかったエビデンスを学ぶ事で、リエントリー手術の必要性に関する見解も変わるかもしれません。ですからここで一度その必要性に関して検討してみるのもいいのではないでしょうか。
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 リエントリー手術を再考する
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