日比谷便り ~スウェーデンデンタルセンター オフィシャルブログ~

患者様、コース受講生、歯科医療関係者への最新情報です。 スウェーデン留学中のスタッフ3名によるヨーロッパ歯科最新情報もお伝えします。

『週刊現代』に弘岡先生が紹介されました。

  • 2014年02月26日
今週号の週刊現代で歯科治療に関する記事を掲載するとのことで、出版社の方が弘岡先生のところに取材にこられました。それが2週間程前。もう雑誌が販売されるなんて仕事が早いです。
色々な歯科治療が紹介されていますが、弘岡先生の担当は歯周組織再生療法。
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雑誌に掲載されている写真を撮影しているところ。

再生療法に関しての記事ですので、皆さんよろしければ受付において患者さんの啓蒙にお使い下さい。

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抜歯の明確な基準がない以上、最終的な決断は個々人の患者や歯科医師にゆだねられる。しかし、提供できる治療のオプションがなければ選択肢はなくなってしまう。 

2013年度 弘岡秀明歯周病学コース 第6回

今週末、弘岡秀明歯周病学コース最終回が行われました。今年度のコースもこれにて終了です。(来年度のお問い合わせはこちら
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講義風景。

今回も、ケースディスカッションが行われました。コースのはじめの頃と比較して違いを感じていただけたのではないでしょうか。
やはり皆さん、抜歯の診断には慎重になっているように感じました。コースの最中、弘岡先生がこんなことを話していました。”抜歯は簡単だ、歯を抜いてしまえば歯周病はなくなる。”
でも弘岡先生は簡単には抜歯はしません。
今は歯を抜いた後もインプラント治療により、天然歯に近い噛み合わせを回復することが出来ます。しかし、インプラントという選択肢があるからといって、安易に抜歯を選択してはいけません。一年間のコースで学んだように、歯を保存する術はいくつもあります。コースを受講する前より、少しでも抜歯に対して慎重になっていただけたのであれば、患者さんの受ける恩恵はとても大きいものになるのではないでしょうか。
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古賀先生による講義。何を隠そう、あのインプラントで有名な古賀先生は弘岡ペリオコースの1期生!

第6回は古賀先生による講義もあります。内容はもちろんインプラント。”術式はいつも同じ様に行う。毎回毎回。それが研鑽されて技術が高まっていく。”と、話されていたのでが印象的でした。達人と呼ばれるような先生は、マシーンの様に正確に、スピーディーに処置を行いますが、それを担っている重要な要素こそ、ルーティンではないかと思います。毎回同じ様に手術をするからこそ、わずかな異常にも敏感になり、事故も少なくなる。そんなことを感じさせる一言で、とても心に残りました。
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加治先生による講義。加治先生は毎週水曜日SDCにて矯正治療をしています。
こちらもご参照下さい。加治先生ご講演


第6回には、加治先生の講義もあります。内容はもちろん矯正治療。歯周炎患者の多くは矯正治療が必要になります。それには矯正と歯周病の知識が必要であり、専門家同士がコミュニケーションをとらなければいけません。

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卒業式、帝国ホテルの扇の間にて。

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 中には弘岡ペリオコースを受講するのが2回目という先生もたくさんいらっしゃいます。

皆様、お仕事にお忙しい中、土日を使って講義を受けにくるのは大変だったと思います。北は北海道から、南は九州まで。情熱がなければ続けられません。一年間本当にお疲れさまでした。 
数あるコースの中から弘岡ペリオコースを受講されている時点で、皆様同じ志をもつ仲間だと思います。
せっかく出会ったご縁を大切に、これからも日々の臨床に励んでいただければ幸です。

論文抄読会のジャーナルクラブもありますので、ご興味のある方はぜひお声がけ下さい。
1年間ありがとうございました! 
*来年度のお問い合わせはこちらをご参考下さい*

Roos-Jansaker先生 Anna Olofsson 先生 SDC表敬訪問

本日はAnn-Marie Roos-Jansåker先生とAnna Nilveus Olofsson先生がお越しになりました。
Jansåker先生はRenvert先生が教授職を務めるKristianstad大学の大学院生でした。共著で文献をいくつか書かれています。
日本口腔インプラント学会の文化会にて講演をされるとのことで来日されました。
弘岡先生は喜んで学会会場に足を運んだのですが、残念ながら天候の関係で講演はスカイプ講演となってしまいました。残念。
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天候の理由から、スカイプでの講演となりました。なんでも来日初日は、東京は20年来の大雪で、空港のロビーで一泊したとか。かわいそうです。
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しかし、後日SDCにてJansåker先生の学位論文に関する特別講演を開催?やはり共通の話題が多いので、自然とディスカッションが起こる。

Olofsson先生は、Tepe社に勤務しているスウェーデンの歯科医ですが、弘岡先生とGöteborg大学時代が重なっているようで、弘岡先生も直接お会いできることをとても喜んでいました。
ところが、名前をよく確認するとOlofsson先生の名前はAnna Nilveus Olofsson。それを聞いた弘岡先生は、大はしゃぎ。
さかのぼること30年前。弘岡先生の大好きなAnita Baderstenのリサーチが1984年に出されていますが、共同で文献を書いていたのがEgelbergとNilveus。もしかしてこのNilveusの娘さんですか、と聞けばその通りだと。
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弘岡先生が手にもつのは、Anna先生のお父さんであり、Baderstenのリサーチの共著者であるNilveus先生の顔写真とそのリサーチ。
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その後、皆さんで都内のホテルにてお食事会。

Jansåker先生は弘岡先生と考え方が似ている様に思います。インプラント治療は最初の埋入する先生によってその環境が決められてしまいます。
Jansåker先生の文献によれば、インプラント周囲病変に罹患している患者は、私たちが実感するよりも実際には多いとのこと。定義の仕方にもよるとは思いますが、危惧すべき事項であることに違いありません。インプラントを埋入する前に天然歯を残す術を十分に検討し、埋入する際には、その後のケアのことを考慮して処置をすべきです。また、インプラントの良好な予後に周囲組織の角化層は欠かせないものではない。

2013年度JC 1月(第5回)

論文抄読会のジャーナルクラブがありました。
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2013年度ジャーナルクラブ例会。第5回。

今回の内容は下記の通り 。
1、再生療法:楔状骨欠損に対するエムドゲインとGTRの治療予後(臨床研究
2、分岐部病変: 歯周治療の長期的評価  
3、症例発表
4、講義 
 
再生療法はSculean教授の文献でした。
先日、Sculean先生が来日された際には、学会で講演もされていますし、SDCも訪れているので、皆さん親しみをもって文献を読むことが出来たのではないでしょうか。
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本人が文献の説明をしてくれている。文献は公に発表するものですが、プライベートではさらに踏み込んだお話をしてくれます。

SDCにいると、海外の著名な先生と直にお話をする機会があります。英語が出来るのかどうかが、1つの壁だとは思いますが、少なくともお互いに世界にそう多くない歯科医療関係者ですから、共通する話題は多いのではないでしょうか。意外と、他業種の人と話すよりも話しやすいのかもしれません。

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弘岡先生の講義風景。
Sculean先生と話すことでますます確信を得た弘岡先生は絶好調でした。

情報社会に入り、昔の様に海外の学会に足を運ばなくとも、インターネットで文献や考察を得ることが出来る様になりました。反面、あまりにも多い情報量で管理が難しく、出所が不明瞭になることで情報発信者の責任感は薄れていることも少なくありません。それにより偏りのない純粋な真実を得ることは難しくなった側面もあるでしょう。
本人に会って直接確認する、ということはとてもハードルが高い様に思いますが、弘岡先生のそばにいるとそれがもっとも合理的で真実を得るのに近道である様に思えるのが不思議です。
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