日比谷便り ~スウェーデンデンタルセンター オフィシャルブログ~

患者様、コース受講生、歯科医療関係者への最新情報です。

ナカニシ講演

本日は弘岡先生と加藤先生の講演がありました。

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御茶ノ水にあるソラシティにて。とても人数が多くて驚きました。それに、1日講演なのに寝ている人は見当たりませんでした。

本日の内容は”インプラント周囲炎を引き起こさない為に~歯周治療とインプラント治療の原則~ ”です。
インプラント周囲病変を理解するには歯周病の理解が必要です。
午前中は歯周病の病態、診査、治療、メインテナンス。午後はインプラント周囲病変の病態、診査、治療、メインテナンス、と対比させるような構成となっています。
インプラント周囲病変と歯周病には共通する点が多く、比較する事でその違いや注意すべき点を知る事ができます。
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会場には多くの歯科医師、歯科衛生士がいらしています。チームワークが大切なので、お互いに知識を高めていく必要があります。

インプラント周囲病変の治療は確立している歯周病の治療と異なり、予知性が低いと言えます。だからこそ、埋入する歯科医師はもちろん、補綴物を作製する歯科技工士、そして、なにより患者の口腔ケアを長期に渡って支える歯科衛生士のサポートが欠かせません。
インプラントの長期予後は確立されました。だからこそ、患者の一生を考えた治療を提供、確立する必要があります。

  • Posted by sweden_dc
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2014年度弘岡ペリオコース開始

2014年度の弘岡ペリオコースが始まりました。

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今年の弘岡先生も絶好調。

今年の受講生は、初回から質問が飛び交います。
例年は、やはり緊張もあるせいか、初回から質問がでる事は少ないのですが、今年は皆さん積極的です。
質問をする事は、その疑問を受講生全員で共有できる事と、もちろん、質問者本人の理解を深める事ができます。せっかく休日を使って参加されるのですから、毎回1回は質問する!などの目標を決めて参加されるのも有意義かもしれません。

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人前で話すのは緊張します。しかし、経験をしなければ克服もできません。

実習は口腔内写真撮影でした。
口腔内写真を、規格をもってしっかりと記録する事は難しいです。しかし、比較のできる記録を残す事が、臨床上達への第一歩だと思います。

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実習風景。実際に医院に帰るとアシスタントワークの指導も行わなければならない。また、カメラの設定も必要。口腔内写真をルーティンにするには、導入が一番大変である。


次回から、ケースプレゼンテーションが始まります。
治療計画の議論だけでなく、資料採得がいかに大切なことか、弘岡先生から説明があるのではないかと思います。 楽しみにしていて下さい。
  • Posted by sweden_dc
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