
御茶ノ水にあるソラシティにて。とても人数が多くて驚きました。それに、1日講演なのに寝ている人は見当たりませんでした。
本日の内容は”インプラント周囲炎を引き起こさない為に~歯周治療とインプラント治療の原則~ ”です。
インプラント周囲病変を理解するには歯周病の理解が必要です。
午前中は歯周病の病態、診査、治療、メインテナンス。午後はインプラント周囲病変の病態、診査、治療、メインテナンス、と対比させるような構成となっています。
インプラント周囲病変と歯周病には共通する点が多く、比較する事でその違いや注意すべき点を知る事ができます。

会場には多くの歯科医師、歯科衛生士がいらしています。チームワークが大切なので、お互いに知識を高めていく必要があります。
インプラント周囲病変の治療は確立している歯周病の治療と異なり、予知性が低いと言えます。だからこそ、埋入する歯科医師はもちろん、補綴物を作製する歯科技工士、そして、なにより患者の口腔ケアを長期に渡って支える歯科衛生士のサポートが欠かせません。
インプラントの長期予後は確立されました。だからこそ、患者の一生を考えた治療を提供、確立する必要があります。