日比谷便り ~スウェーデンデンタルセンター オフィシャルブログ~

患者様、コース受講生、歯科医療関係者への最新情報です。 スウェーデン留学中のスタッフ3名によるヨーロッパ歯科最新情報もお伝えします。

イエテボリ大学大学院を卒業された加藤先生が表敬訪問されました。

Dr. Takahiro Kato showed up at Sweden Dental Center after 3 years specialist training in Gothenburg, Sweden. 

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2017年7月20日、スウェーデンのイエテボリ大学歯周病科に留学され、6月に大学院を卒業された加藤先生が表敬訪問されました。
加藤先生と弘岡先生は九州歯科大学の先輩後輩の関係であり、その縁もあり、弘岡先生が留学されていたイエテボリ大学歯周病科に留学さていました。
卒業後の挨拶でスウェーデンデンタルセンターに立ち寄っていただき、スウェーデンにおける歯科の現状など最新の情報、今後の方向性などを弘岡先生とディスカッションされていました。

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そして午後からは、イエテボリ大学でもなかなか見ることのできないスウェーデンデンタルセンターでの歯周補綴治療を見学されました。 滞在予定時間をオーバーして夢中に見学されている姿が印象的でした。

スウェーデンデンタルセンターのようにエビデンスと患者さんに寄り添ったスカンジナビアンアプローチを是非日本に広めてもらいたいと思います。
短い時間ではありましたが、お互いたいへん有意義な時間を過ごせた思います。
次年度は、香港大学のリサーチフェローになるとのことなので、次回は我々の表敬訪問をお待ち下さい! 

第126回日本補綴歯科学会

2017年7月2日に開催された第126回日本補綴歯科学会のシンポジウムに弘岡先生が招待されて講演いたしました。

日本補綴歯科学会とは、歯科の補綴分野における権威ある学会であり、その権威ある学会の日曜日午後最初のシンポジウムというゴールデンタイムでの講演だったため、立ち見もでるほどの盛況ぶりでした。

弘岡先生は歯周病の専門医でありますが、東北大学歯学部補綴科の臨床教授をされていたこともあり、補綴分野の知見も深いのです。

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シンポジウムの演題は
「北米型vsスカンジナビア型 ー日本の補綴専門医はどちらを向いているのか?ー」

というもので、弘岡先生が
スウェーデンで学んできた、エビデンスに基づいた治療で重度の歯周病に罹患した歯を極力保存し、その残った歯を利用して補綴装置で固定することにより口腔内の機能を回復する歯周補綴治療について講演しました。 このような治療は、多くの患者さんの希望である、ご自身の歯を残したいというニーズと合致する治療方法なのではないかと思います。

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スカンジナビアのバックグラウンドとして、必要以上のことをしてはならないが、必要なことは絶対に怠ってはならないという姿勢。そして、その必要なことと必要じゃないことの境界を決めるためにエビデンスが必要で、治療は極力エビデンスに基づいて行われなければならない、と話されていたことは非常に印象深かったです。

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さらに、残った少数歯を抜いてしまってインプラントを埋入するのではなく、インプラントを利用することで積極的に残した歯を保存するという話のついでに、先日発売された弘岡先生の著書「歯周病患者のインプラント治療」もちゃっかり宣伝していました…

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最後に、北米型の補綴治療について講演された先生および座長の先生方とのディスカッションが行われシンポジウムが大盛況のうちに終了しました。
歯周病の専門医が、補綴の専門医の前で講演するという非常に興味深い試みであり、続編を期待させるシンポジウムとなったのではないでしょうか。

いい歯医者2017

朝日新聞出版からMOOK本が出版されました。
弘岡先生が「いい歯医者の選び方」という記事の中でインタビューを受けております。

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内容は、

歯科医師側の問題に対しては、いい歯医者とは、腕がいいだけではなく、患者さんの生活背景を知り、どのような治療を希望するのかを理解し、説明をおこたらず、最終的には患者さん自身が治療方法を選択できるようにすることが必要になるということ。

また、患者さん側の問題に対しては、いい歯医者に巡り合うためには患者さん自身が賢くなること(歯の健康に対する意識を高め、歯科の病気や治療に関する知識を得る等)。そして、実際に受診した際、その歯科医師を信頼できるかどうかを見極めることが重要になるということが書かれています。

これらのことは、弘岡先生がスウェーデンでの留学からの帰国以来、スウェーデンデンタルセンターで一貫して行っている理念であり、歯科治療の材料や手法が変わろうとも、決して変わることのない考えであります。

患者さんにとっても有益な情報が得られますので、是非、ご一読ください。
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