日比谷便り ~スウェーデンデンタルセンター オフィシャルブログ~

患者様、コース受講生、歯科医療関係者への最新情報です。 スウェーデン留学中のスタッフ3名によるヨーロッパ歯科最新情報もお伝えします。

東北大学共催:弘岡秀明 歯周インプラント補綴コース

9月から、弘岡先生による待望の、歯周インプラント補綴コースが始まりました。
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東北大学歯学部正門前

このコースは、20年以上継続している歯周病学コースとは異なり、歯周補綴及びインプラントの実習を軸としたコースであるため、実習施設を完備する仙台の東北大学歯学部を使用しています。
開業医が国立大学とコラボレーションしてのセミナーはまれで、本コースは東北大学大学院歯学研究科の施設を使用するだけではなく、共催である東北大学の教授陣の講義も組み込まれています。
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東北大学歯学部実習室

歯周補綴治療というのは、従来であれば抜歯になってしまうような重度歯周病に罹患した歯を、適切な歯周治療により歯周病の進行を止めた後、歯の周囲の組織を喪失してしまい単独では咬み合わせの力に耐えられなくなってしまった残存少数歯を土台とし、補綴装置(ブリッジ)により連結固定することで咀嚼機能、審美性を回復する治療方法です。
コースの目的である歯周インプラント補綴治療とは、さらに残存歯が少なく天然歯のみでは力に耐えられないケースで、インプラントのサポートにより機能を回復する治療方法です。歯周病に罹患した歯を抜いてインプラントを埋入するのではなく、歯周治療により残した歯を長く口腔内に維持するためにインプラントを利用するのです。 
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東北大学歯学部講義室

残存歯が少なくなると、歯周病の治療が成功し病気を治せたとしても、補綴処置ができないと歯を残すことができません。歯を残すためには歯周病の治療のみならず、補綴処置を正確に行える知識と技術が要求されます。動揺が残る少数歯に行う補綴処置には、通常の補綴処置とは異なる多くのノウハウが必要となります。
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スウェーデンデンタル仙台3F講義室

記念すべき第1回は、歯周補綴治療の歴史的背景から、実際に歯を削る実習まで実際の症例を提示しながら行われました。スウェーデン留学時代から、多くの歯周補綴治療を行なっている弘岡先生の知識と経験に基づくコースは、理論とノウハウをバランス良く学ぶことが出来るように構成しております。

仙台での開催にも関わらず、大阪、富山、静岡など、全国から受講生が参加されていることからも、歯周補綴治療に対する関心の高さが伺われました。 
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