朗報
弘岡先生が大学院を卒業したイエテボリ大学歯学部が、世界で最も有名な3つの大学ランキングデータのうちの1つであるQS World Univesity Rankingsで1位になりました。
いよいよ本題へ。
歯周病患者にインプラントは応用可能か?
2022年1月26日(水)診療終了後、WHITE CROSSにて国際口腔インプラント学会の東京WEB講演会【歯周病患者のインプラント治療】の第2講演の収録を行いました。
(参加申し込みは2月10日(木)まで)
まず、前回の復習からスカンジナビアアプローチ、非外科VS外科、歯周補綴の20年経過症例、分岐部へのヘミセクション、歯根分割、歯根切除のアプローチが全て詰まった術後15年の長期症例!始まりからヒートアップします!
第2回は歯周病患者にインプラントは応用できるだろうか?という演題でした。どのような方法で、予後は?そのために何が必要か?という不安がある先生もいらっしゃるのではないでしょうか?今回のウェビナーがまだ公開前のため詳しくは話せませんが、Hulitinらのインプラント周囲の骨欠損部に歯周病原因菌が存在していたとの報告にますます不安が...そんな方もご安心ください!Jemtらの無歯顎、部分欠損での1986年から2015年のデータ分析、Karoussisらの慢性歯周炎の既往のある患者と無い患者の比較など、セミナーでは文献を引用しながら疑問を解決しています。
広汎型侵襲性歯周炎患者へのインプラント治療については、Mengelらの研究データを引用して説明しました。また、弘岡先生自身が実際に行っているイエテボリ大学で培ったエビデンスベースの25年長期症例などスカンジナビアアプローチの集大成となり、2時間があっという間の収まりきらない内容盛りだくさんです。
色々な治療があり、患者さんの納得がある中で、患者さんにとって何が最善な治療でどのように治療を進めていくのかを長期症例を拝見し、また科学的根拠に基づいた説明を自信を持ってできるようなヒントが沢山あり、興奮しっぱなしのかなり有意義な2時間でした。
是非、WEBセミナーを受講して診査、診断、感染除去、コントロール、予後リスク、歯の大切さを学びましょう。(WEB期間:2月24日~3月6日、申し込みは2月10日まで)
さらに詳しくは2021年12月24日に出版された弘岡先生の名作【スカンジナビアアプローチの実践】をご覧ください。エビデンスベースの長期症例、その後が掲載されています。論文データや症例写真が多く、テキスト片手にWEBセミナーを受講すると、より一層理解が深まります。
次回は第3回講演【歯周病患者のインプラントの実際】です。
ご期待ください。