Birkhed 先生がSDC にお越しになりました。
Göteborg大学カリオロジーの教授です。
初めてお会いしましたが、とても優しく親しみやすい先生でした。
とても偉い先生なのに親しみやすく気さくに話しかけて下さります。
せっかくなのでBirkhed 先生に関する文献を読もうと思い、Ravald 先生の歯周病患者における根面齲蝕の罹患率に影響を与える因子に関する研究論文を読んでみました。
歯周病治療のあとは歯肉が下がり根面が露出します。歯根はエナメルに覆われていない為、齲蝕の罹患には十分な注意が必要です。リスク因子が明確に示されれば対策が取りやすい事でしょう。
明確な基準を設けたかったのだと思いますが、それは困難だった様子。やはりいくつかの因子が関与し、リスクを高めている、といった結論にたどり着いていました。
Birkhed 先生は、SDCを出た後弘岡先生と食事をしたそうですが、シェフにも歯ブラシを配り歩いていたそうです。何ともかわいらしい。
お店のシェフにも、歯を磨きなさい、と歯ブラシを配り歩いています。さすがカリオロジーの教授です。
みんなで一枚。
左手を机の上に乗せていますが、その指にはGöteborg大学の大学院を卒業した証である指輪がキラリ。Göteborg大学の事が本当に好きなようです。そんな大学への愛情が深いところも素敵ですね。ちなみに配り歩いている歯ブラシもGöteborg大学のロゴ入りです…お茶目だ
多分、この左手も意図的においているように思います。
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