内容は以下の通り;
①Topicalminocycline microspheres versus topical chlorhexidinegel
as anadjunct to mechanical debridement of incipientperi-implant infections:
Arandomized clinical trial StefanRet al. J Clin Periodontol2006;33:362-369
②EndodonticComplications Following Periodontal and Prosthetic Treatment of Patients WithAdvanced Periodontal Disease
GunnarBergenholtzand StureNyman J.Periodontal.1984;55:63-68
③Bacteria Therapy
④Case presentation
⑤弘岡先生講義
論文抄読の様子
①、②に関しましてはいつものように近いうちにSDCホームページに抄録を掲載予定です。
乞うご期待!
③に関しては浅野歯科産業さんの説明と和久本先生の講義をして頂きました。
歯科と言えば大なり小なり外科的な処置が多い科目だと思いますが、内科的に病気を治療、予防できる事はある意味で究極の目標になるのでしょうか?
もし実現可能ならば患者さんもつらい思いをせず、術者も処方するだけですみ、双方にとって外科的な手技よりも恩恵が大きいように感じます。
しかし、だからこそ慎重にエビデンスは、また臨床成績は検討しなければいけません。人は簡単な道を提供されるとそちらに流されがちです。Professionalとして、客観的に正しい判断をする事が大切になってくるかと思います。今回は歯科疾患全般を含めた内科的な治療・予防処置について都内開業の和久本先生にご講義をして頂きました。
ケースプレゼンテーションに関しましてはインプラントを交えたダイナミックな治療ケースを高田先生に発表して頂きました。 いかにメインテナンスが必要か、また初診時からの資料採得がいかにその後の客観的指標となり、重要かというところがプレゼンに込められていたように思われます。
そして最後は弘岡先生の講義でした。分岐部病変やCTによる診断の精度に関する内容が含まれていました。分岐部病変は歯科医師を悩ませる大きな障害の1つと言えるのではないでしょうか?いかにこれに対応するかで”歯を残す”という選択肢が増えてくるように思われます。
それは弘岡先生も歯周病学コースで多く語っている部分だと思いますので、受講生の皆さんはよくよくお聞きいただければと思います。
抄読会の後の打ち上げ会