コレクテッドエビデンスが遂に製本されてSDCに届きました。
左からコレクテッドエビデンス vol. 1, vol. 2, vol. 3。
コレクテッドエビデンスは研修医の頃から購読していましたが、まさか新刊の製作に自分も関わる事が出来るとは夢にも思いませんでした。
早速棚にならぶVol. 3
ところで、vol. 3のカラーをなぜオレンジ色にしたかわかるか、と弘岡先生に聞かれました。
なぜなんでしょう。
なぜコレクテッドエビデンスvol. 3 はオレンジ色なんでしょうか。弘岡先生がオレンジのユニフォームを着ているのはなぜなんでしょう。
それは弘岡先生の学位論文に関係してきます。弘岡先生の学位論文は、スウェーデンのGöteborg大学で5人目の学位(Odont.Lic.)の論文だったそうなのですが、当時はまだ論文の表紙のカラーが決まっていなかったそうです。
そこで、Lindhe 教授が弘岡先生に、自分が創刊(1974年)に大きく携わったJournal of Clinical Periodontologyのカラーをとってオレンジ色にする、 とその場で決めたそうです。
それからGöteborg大学の学位論文はオレンジ色になったとか…すごいエピソードです。
ちなみにLindhe 先生はオレンジ好きでJCPのカラーもオレンジに決めたのはLindhe先生だったとか。
JCPのカラーをLindhe先生が決めたなんて…知らなかった。(このカラーは2000年まで採用されることとなります。)
左から弘岡先生の学位論文、JCP、コレクテッドエビデンス vol. 3 。棚には現在のJCPもおいてあります。
今回の本はそれだけ充実させている、と思ったのでこの色にしたとのこと。
このカラーにはJCPの創刊、Göteborg大学の学位論文などの貴重なエピソードが含まれていたのですね。
ちなみにユニフォームがオレンジ色をしているのはたまたま今日のローテーションがオレンジだっただけです。
となると、vol. 1, vol. 2 のカラーも由来が気になりますよね!
何となくだそうです…