日比谷便り　～スウェーデンデンタルセンター　オフィシャルブログ～

今日は田中歯科器械店さんの創業90周年の節目にご招待いただき、弘岡先生の講演が行われました。

整理券はすぐになくなってしまい、会場に入れない先生もいらっしゃったそうです。すごい。
 ２時間に渡る講演は話す方はもちろん、聞いている方も集中しているのは大変だと思いますが、皆さん最後まで集中しながら聞いていて下さった様に思います。

メモを取りながら皆さん一生懸命に講演を聴いていらっしゃいます。 
 今回の講演内容は、インプラント周囲炎をベースとしながらも歯周病学を要約して一連の流れが組み込まれた内容となっていました。さすが２時間、かなり詰め込まれています。
やはり先生の講義は何度聞いても新しい発見があるので不思議です。弘岡先生の講義を聴く皆さんがそうおっしゃっります。だからコースを再受講される先生が毎年いらっしゃるんでしょう。（弘岡秀明歯周病学コース） 

最後に記念写真。
田中歯科器械店様に招待されるのは初めてでしたが、会場も整っていますし、なにより90年も続く伝統のある企業なのだと色々なところで感じました。展示場は様々な業者の方々が一同に会しとてもにぎわっていました。長く日本の歯科に携わり、培ったものがあるんでしょうね。 
 
お祝いのお花もたくさんありました！愛されてます。

今回の歯周病学会は群馬県の前橋です。
やはり気になるのはBern大学のProf. Sculean でしょうか。

Prof. Sculean。手術の動画付きで、見ていて色々と考えさせる内容となっており見応えがありました！
Sculean教授 は再生療法に用いる材料の違いをわかりやすく解説して下さいました。11月には弘岡先生も参加される”エムドゲイン®ゲル ミーティング for 日常臨床のための歯周組織再生療法”での講演を予定しており、東京にもお越しになりますのでまた楽しみですね。 

学会では知り合いの先生方もポスター発表されており、会場についてすぐみんなで応援に行きました。

仲間の先生が行ったポスター発表を前に記念写真。

学会会場の前で恒例の記念写真。打ち合わせをしている訳ではないですが、学会が終わるとなんとなく皆さん集まります。
次の日は東京で弘岡先生の講演がありましたので、学会終了後、すぐに東京へ向かい、東京駅にて食事会を行いました。学会で頑張った先生方には弘岡先生から素敵なプレゼントが…

弘岡先生からのプレゼントを受け取る羽岡先生。前橋に車を残しての参加…すごい。学会お疲れさまでした！
各地方からお越しの先生が一同に会し、学会で聞いた講演をもとに意見を出し合う、マニアックな食事会です。実に皆さん勉強熱心ですね。


 そんなマニアック…いやいや、勉強熱心な先生達！

第３回弘岡秀明歯周病学コースがありました。
今回の内容は外科処置。実習では顎模型や豚顎骨を用いた歯周外科実技が行われました。

豚顎骨を用いた外科実習。随分打ち解けて来た様に感じます。

コースも第３回目となり、質問も出てくる様になりました。
これはものすごくいい兆候です。
よく、『質問はあるけれど、馬鹿な事を、と思われるのが恐い』という話しを耳にする事があります。
しかし、質問をせず、内におさめたまま明日を迎えてしまうと、その疑問は一生眠ったままになります。わからない事は積極的に聞くに限ります。

休み時間に質問を受けた加藤さんが受講生に非外科処置の説明をしている風景。休憩なのに皆さんとても勉強熱心です。その価値を知るスタッフもちゃっかり聞き耳をたてているところはさすがですね。

また、弘岡先生は質問をした受講生の事を馬鹿にするような事は絶対しません。
それは、ご自身も開業して成功し、それでも日々の臨床に疑問をもって留学した経験をお持ちだからだと思います。はじめは誰もわからない、といつも話しています。
むしろ、他の先生の前で質問するその勇気は誰もが認める事だと思います。

そして、夜は納涼会。スタッフも参加させていただき、一緒に楽しませていただきました！いや〜…楽しかった。
受講生の先生方と普段あまりじっくりお話をしする機会がないのですが、様々な話を聞く事が出来て、とても楽しかったです。そして皆さんやはり熱いですね。
年間コースのもう１つの醍醐味は”出会い”だと思います。やはり、同じコースを受講されるという事は似た志をもっている先生が多いです。過去にも、弘岡ペリオコースで出会い、その後も一緒に勉強をされる先生はたくさんいらっしゃいます。そんな素敵な仲間に巡り会えるチャンスも、打ち上げに参加する事で増やす事が出来ると思います。なにより、純粋に楽しいですよ（笑）

 
 屋形船で納涼会。船、楽しいですね。はしゃぎすぎたスタッフもいたかもしれませんが、船の上では無礼講でお願い致します！

集合写真。若干名横になっていますが、カメラマンと他の先生方への配慮をして下さっている優しさの表れです！ありがとうございます。