本日Journal Clubがありました。今回で本年度のJCも最後です。
川里先生の症例発表の風景。皆さん、とても興味があるようで、後ろの席の方は前に乗り出していますね。
今回の内容は下記の通り:
1、分岐部病変:複根歯におけるSRPの有効性
2、再生療法:骨縁下欠損の治療における人工骨(Bio-Oss®)を用いた組織再生療法
3、症例発表
4、講義1(弘岡先生)
5、講義2:統計
反省会
分岐部病変は、経験年数や外科・非外科的な根面へのアクセスの違いで除石の程度は異なるのか、という内容でした。再生療法は、GTRにBio-Oss®、さらには抗生剤を併用した時の臨床的指標について調査されたものです。
鄭先生の分岐部病変の文献抄読。経験の差は果たしてどの程度影響するのだろうか。
小野先生の再生療法文献抄読。改善された臨床的指標は長期に渡って維持された。
特別講義に、統計学の講義がありました。文献の読み方はアブストの次にデータ。データが純粋なもの(であることが多く)、他の部分はその解釈に過ぎない、という言葉は印象的でした。
そしてデータは統計処理がなされているため、その理解が深まる程、データの捉え方も明確になるというものです。
鶴屋先生の統計の講義。とても評判がいいです。既に第三回も期待されているので、またぜひお願いします。今回は電車の遅延の為出席が危ぶまれたのですが、電車の中でも小走りに急いでなんとか来場して下さりました。
今年度はこれにて終了です。皆様、天候の悪い中お疲れさまでした。
来年度のスタートは5月15日予定です。
次回の文献抄読もおもしろそうですよ!
反省会。皆さん、とても反省しています。人数の把握ができず、席が2つに分かれてしまった。