12月16、17日に京都で開催された日本歯周病学会60周年記念京都大会に参加しました。
弘岡先生が主催する勉強会であるJournal Clubから、弘岡先生の指導のもと、専門医2人と認定医1人が誕生しました。
羽岡先生、志村先生、沼尾先生おめでとうございます。
そのお祝いと懇親会が行われました。
弘岡先生が20年以上続けている「科学的根拠に基づいた歯周病治療」コースのインストラクターでもある山脇先生が弘岡先生とのポスター発表をされていました。
普通は抜歯になってしまうであろう歯周病に罹患した歯を残し歯周補綴治療の20年を越える長期症例を提示されていましたが、なんと山脇先生が大学卒業後間も無く弘岡先生の医院に勤務していた時に治療した症例とのことで、このような全顎的で複雑な症例でも適切な指導があれば完遂できるのだということに驚き、また歯科治療における教育の重要性を痛感しました。
同じくJournal Club メンバーの田内先生もポスター発表されていました。田内先生の臨床におけるターニングポイントになった症例とのことで非常に興味深い症例でした。
お二人の発表から、歯科医師と患者さんの歯を残したいという意思と適切な治療が行われれば、長期に歯が維持されることがあらためて提示されたのではないでしょうか。