歯周インプラント補綴コースの第2回が開催されました。
第2回はインプラントの埋入と印象採得の講義と実習、そして補綴処置においては補綴装置(被せ物、義歯、インプラント上部構造など)のクオリティーも重要であるため、普段からスウェーデンデンタルセンターでの補綴装置の作製をしてもらっている歯科技工士にも講義をを行ってもらいました。
本コースで使用するインプラントは、世界最大の歯科材料メーカーであるデンツプライシロナ社のアストラシステムです。アストラインプラントと弘岡先生の関係は長く、弘岡先生がスウェーデン・イエテボリ大学留学時代にアストラインプラント開発に携わっており、帰国後から現在にいたるまで20年以上にわたり使用しています。
本コースはデンツプライシロナ社の協賛であるためデンツプライシロナ社からの新システムの説明もありました。その後、東北大学の実習室をお借りして、マネキンを使いインプラントの埋入実習が行われました。
第2回は技工士の講義があるため、受講生の先生方の何名かは普段一緒に仕事をしている技工士とともに受講されました。
重度の歯周病に罹患した動揺する歯への補綴処置は複雑で難易度が高いのですが、さらに本コースではインプラントも絡むため、より複雑になっております。 それは歯科医師だけでなく歯科技工士にも共有してもらう必要があるのです。技工士であっても普段なかなか見ることのないできない繊細な職人芸に刺激を受けたのではないでしょうか。
次回も引き続き複雑な技工セクションが続きます。担当してくれる技工士と上手く連携をとり実習を円滑に進めていきましょう。そして手の込んだ技工セクションに触れることで担当してくれる技工士に感謝しましょう!