弘岡先生の友人で、カリオロジーの巨匠Dowen Birkhed名誉教授が、NPO法人「最先端のむし歯・歯周病予防を要求する会」理事長の西真紀子先生による招待で10日ほど日本に滞在されていましたので、SDCのスタッフも日曜日に行われたオープンセミナーに招待され参加してきました。
立食パーティーでひとしきり歓談した後、1時間のセミナーで糖尿病とカリエスの関係について、現在分かっていることをBirkhed教授のグループによるシステマティックレビューなどを交えながら、的確にわかりやすく講義してくれました。わざわざスウェーデンからプロジェクターを持参する熱の入りようで参加者を驚かせていました。糖尿病患者はカリエスリスクの評価が大切で、特に歯周病に罹患した患者は治療後に根面が露出することがあるので、より綿密なカリエス予防が大切になります。
スウェーデンデンタルセンターには2013年以来9年ぶりの訪問でしたが、有意義な時間が過ごせました。どうやら引退してもアクティブに活動されているようです。その後のパーティーも盛り上がり大変喜んでいましたが、次の日に帰国ということもあり時折寂しそうにしていました。来年も大阪に招待されているとのことなので再会を楽しみにしています!