
この大学は北極圏内にあり、世界で一番北にあるところである。Thore教授はこの大学のInstituteのヘッドでもあり、中を見学させて頂いた。その中で興味深かったのは、歯科学生が卒業する迄に、約10人ほどの患者の治療計画を立案し(もちろん責任者である先生と相談してである。)、治療も一通り出来る様になってから卒業していくというのである。見学中、補綴実習中の学生ともあったが、全ての学生が拡大鏡を使用しており、また各個人の目の前にはモニターがあり、実習で行われる内容が常に流れていた。なぜこのようにモニターを多く使い実習をしているかを訪ねると、学生がついたライターの能力で学生の教育に差でない様に、見て憶えられるものは一番手先がきれる人のビデオを流しているというのである。僕のいた大学ではこのような環境では教わらなかったな〜。と羨ましく思った。


時間はいつの間にか過ぎ、Thore教授と一緒に、教授の息子さんを迎えるため、雪の降る中、幼稚園へと向かった。

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