本日、平成24年度最後の”弘岡秀明歯周病学コース”がありました。
ケースプレゼンテーション、弘岡先生の講義、 そして特別講師として、古賀剛人先生、加治初彦先生の講義がありました。
弘岡先生の講義。Classification, Antibiotics, Perio-implant。いくつも論文を出してはその背景から考察まで話してくれます。
まず受講生の先生方のケースプレゼンテーションです。
明らかに口腔内写真、デンタルエックス線写真、きれいになっていました。治療計画には説得力がありますし、歯周外科も治療に含まれ、はじめの頃より大きく成長されています。
見させて頂いてびっくりしました。一年でここまで成長出来るのだと感動しました!
SRPの後の歯が輝いていましたね。(たとえでなく本当に)
一度弘岡先生の講義を受けて頂ければ感じると思いますが、このコースにはもちろん実習なども含まれていますが、特に重要なのは、今後どう勉強し、自分や病院を向上させていくのか、学び方を学ぶ事が出来るということだと思います。
治療計画を聞いても明らかな変化が感じ取れました。例えば、抜歯の適応に関してです。
はじめの頃は、抜歯を選択した時に、なぜ抜歯なのか問われると人の前で話す自分の考えに不安を持っているように感じられました。
しかし今では、聞かれるまでもなく、講義で習った様々な保存方法を検討し、どういう理由からなぜ抜歯の適応としたのか、その理由から説明が始まるのです。これはとてもすごい変化だと思いました。この考え方の変化こそ、今後の自分を大きく成長させてくれるきっかけに他なりません。弘岡先生の講義には、そのきっかけがいくつもちりばめられているところがすごいところです。
その後、特別講師として古賀剛人先生にインプラントのリスクマネージメント、加治初彦先生に矯正学に関しての講義をして頂きました。
左が特別講師の古賀剛人先生。講義に向かう電車が止まってしまい大変だったようです。
右が加治先生。普段から人前に立つ機会の多い弘岡先生、加治先生、古賀先生はやはり人を引きつける雰囲気を持っている。
お二人ともご自身のコースをお持ちなほどの大先生。やはり話し方、振る舞い、もちろん講義の内容に人を引きつける魅力をお持ちでした。本当に贅沢なほど内容を詰め込んで下さり、時間いっぱい一生懸命講義をして頂けました。
そして講義が終わった後、帝国ホテルにて卒業式が行われました。皆さんにコースを通しての感想を話して頂き、感謝の言葉を頂いた時は、スタッフの一員として参加させて頂いてよかったと感じました。
色々ご不便おかけしたところもあったかとは思いますが、皆様に優しく接して頂き、本当にありがとうございました。
弘岡先生は論文に関しても症例検討に関してもディスカッションが大好きですので、ぜひこれで終わりとせず、また大きく成長された姿を見せにお越し頂ければと思います。
一年間お疲れさまでした!これから論文抄読会のJournal Club等もありますのでよろしくお願い致します。
みなさま、一年間本当にお疲れさまでした!コースはこれで区切りがつきますが、勉強や臨床が終わる事はありません。だからこそ歯科の仕事は面白いしやりがいがある、と弘岡先生を見ていると感じずにはいられません。
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